診察券の種類や特徴
このサイトでは、病院経営をなさる方が診察券を手に入れる方法について解説をしていきます。
必ず必要となるものですが、それを販売している会社などの情報はさほど伝わっていないものです。
どこで印刷を依頼して手に入れればいいのかわからないという方も少なくないでしょう。
その気になる情報を、ここで徹底して見ていきます。
購入する際の費用からどんなデザインが好まれるのかも紹介するので、開業をなさる方の参考になれば幸いです。
診察券を発注したい!印刷を依頼するときに参考になる情報を徹底的に解説
はじめて医療施設の診察券を発注する際、基本となるデザインからカラーリングも注文で明らかにしないといけません。
特にデザインは数年間は同じものを活用することになるので、慎重に吟味をして決めることが大切です。
印刷に至っても販売を実施している会社側で手配をなされるものです。
多くのところでテンプレートを用意しているので、ご自身で考案できない場合は参考資料を見せてもらいましょう。
診察券は昨今ではプラスチック製のものが普及をしています。
また、紙製の場合でも表面がラミネート加工をされたものもあります。
長い期間使うことになるので、耐久性に優れているものを採用するのがお勧めです。
印刷は2色程度に留めて、シンプルさを出しましょう。
診察券の印刷をする前に素材や方式の種類を把握しよう
クリニックにぴったりの診察券を印刷したい、他のクリニックとは異なるデザインで目立たせたいといった場合には、まずは診察券の種類や特徴を把握することが重要です。
診察券の素材は大きく分けてペーパー、プラスチック、ペットの3種類になります。
ペーパー素材のものは扱いやすい紙製で、クリニック内ですぐに作成したい時にも向いています。
プラスチック素材はクレジットカードなどで診られる厚手のものになり、耐久性や耐水性に優れているのが特徴でしょう。
また、ペット素材は薄手でかさばらない一方で耐水性も高く所持しやすくなっています。
印刷の種類はオフセット、インクジェット、オンデマンドの3種類に分かれます。
このうちもっとも印刷方法としてポピュラーなのはオフセットでしょう。
本などにも採用されている、よく見る方式です。
小ロットで作りたい場合はオンデマンド、手動で作りたい場合にはインクジェットと使い分けることもできます。
インクジェットは通常の家庭用プリンターで使われる方式ですが、インク消耗のコストや手間の面から業務用での使用には向いていません。
クリニック用の診察券ならオンデマンドかオフセットでの作成が最適となっています。
診察券をラミネート加工する方法とはどのように依頼するのか
病院に通っていれば誰でも発行される診察券ですが、よく見るとラミネート加工されているものや紙製のもの、プラスチックタイプになっているカードなど、診察券と一口に言ってもさまざまです。そしてラミネート加工の場合は、プラスチックタイプと紙タイプの中間とも言うべき存在で、フィルムで加工することにより、濡れても破損しにくくなるのがメリットと言えるでしょう。
単に紙の診察券としてではなく、フィルム加工を行いたいのであれば印刷会社に依頼する方法があります。もう一つの方法は、病院にラミネーター機を設置して、院内で加工することです。フィルムのサイズはさまざまで、カード加工に適したサイズも販売しているため、頻繁にフィルム加工の必要性が出てくるのであれば、ラミネーター機を購入するのも長い目で見ると経費削減につながります。温めたラミネーター機に、フィルムで挟んだカードを通すだけで加工できるため、素人でも簡単に扱えるのです。
病院の診察券を無くしてしまったら再発行手数料がかかってしまう
病院にかかると次回以降に使えるように診察券をいただけます。この診察券は一度この病院にかかったことがある証明であり、カルテが存在していることを示すものです。カード型であることが多く、予約が必要な場合は裏面に日付が記載されるスペースがあったり、防水性のラミネート加工がされているものやクレジットカードのような丈夫なものまで様々です。お財布に入れて持ち歩くことができるので、誰のお財布にも一枚は入っているのではないでしょうか。
しかし、複数の病院に通っている人などはふとした時に無くしてしまったなんてこともあります。その場合、再発行をしてもらうことになるのですが、実は再発行には再発行手数料というものが必要となるのです。数百円程度の負担にはなりますが、元々無料でもらっていたものを有料で作り直さないといけないのはバカらしいでしょう。無くさないことが大切ですが、万が一無くしてしまった場合にも再度作ってもらえるので困っている人は受付の人に聞いてみましょう。
緊急時にも役立つアプリデジタル診察券とは
現在、スマートフォン等のネットワーク技術が発達する中、その技術が病院にも利用されつつあります。そのひとつがデジタル診察券の導入です。
デジタル診察券とはは券の紛失や受付業務に時間がとられる等、紙ならではのデメリットを解消するだけではなく、他にも様々な機能を持ち合わせています。
そのひとつが複数の診察券をひとつにまとめられるという点にあります。普通では病院ごとに違い、管理するのにも一苦労しますが、デジタル診察券の場合では、登録されている病院であれば、アプリひとつで管理することができます。更に、アプリからいつでも予約もすることが可能で、予約前日には直前に通知してくれたり、過去の来院履歴も確認できるため、キャンセルの予防や定期的な通院の呼びかけといったものにもつながるのです。
急病や旅行先等で具合が悪くなった時でも、最寄りの病院の情報を検索できるといったことも可能なので、緊急時に困らないように入れてみてはいかがでしょうか。
病院の診察券やお薬手帳はスマートフォン1つあれば必要なし
病院に通う際に、保険証や診察券を忘れてしまったといった経験がある人は少なくありません。お財布などに入れてあるから大丈夫と安心していった結果、違う場所に入れてあったことに気付き焦ってしまうなんてこともあるでしょう。昨今では、多くの病院で診察券やお薬手帳などをスマートフォンのアプリケーションで一括し、スマートフォン一つあれば問題なく受診することができるようになりました。
もちろんすべての病院が対応しているわけではありませんが、診察予約が出来たり順番のお知らせをしてくれるなどの便利機能も付帯し、より快適に受診できるよう病院側が配慮してくれているのです。体調が悪い時に色々準備をするのはとても大変な作業ですが、このようにスマートフォン一つあれば余計なものは必要なく、お財布と保険証だけ持っていけばよいので便利です。お薬手帳の内容もすぐに確認することができるので、服薬している薬名を覚えておく必要もないのです。
診察券と同じロゴを薬袋印刷をすることで得られるメリットのポイント
個人クリニックはもちろんのこと、総合病院でも必ず患者に対して診察券を発行するものです。これは患者を管理する事に特化をしているアイテムであり、日本ではまず用意をしない医療施設は皆無です。
大半のところで病院名のほかに施設を象徴するロゴも用意をして印刷をなされているものでしょう。診察券が切っても切り離せないものであるのですが、患者であれば必ず薬も処方をなされています。そこでここでは、診察券と同じロゴと薬袋印刷をして得られるメリットを見ていくことにします。まず院外処方ではなく、施設内の薬剤部で処方をすることを前提に考えると、その病院のオリジナリティを強調することが可能です。昨今は医薬分業が一般的となったので、薬袋印刷も各薬局で用意をされています。その場合、どこでもらったお薬なのかを把握するのが困難です。しかし、診察券と同じ絵柄で袋があれば、すぐにもらった場所を特定することができるというのがメリットです。